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第62回日本肝癌研究会

終了後の挨拶
~会長から~

第62回日本肝癌研究会終了のご挨拶

拝啓 盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

このたび、第62回日本肝癌研究会を2026年7月17日(金)・18日(土)の2日間にわたり、虎ノ門ヒルズフォーラムにおいて開催いたしました。幸い天候にも恵まれ、本研究会を盛会のうちに閉会することができました。

本研究会では、消化器・肝臓内科、腫瘍内科、外科、放射線科、病理、基礎研究など、さまざまな分野の先生方が集い、診療科の垣根を越えて率直に議論を交わすという、日本肝癌研究会の素晴らしい伝統を継承しつつ、さらに発展させたいとの思いから、「潮流を見極める」をテーマに掲げました。肝癌診療の最新のトレンドを捉え、新たな視点から研究・診療を活性化する機会となることを願い、武蔵野赤十字病院のスタッフ一同で知恵を絞り、プログラムを企画いたしました。

日々の診療で生じるClinical Questionを反映した主題セッションを数多く設けるとともに、エビデンスやコンセンサスが十分に確立されていない中でも、実臨床において患者さんを目の前にして意思決定を迫られる重要な課題を取り上げ、5つのディベートセッションを企画いたしました。司会、演者、評価者の先生方、特にご自身の考えや日常診療とは異なる立場にもあえて立っていただき熱意あふれる議論を展開してくださったディベーターの先生方、そして会場から積極的に討論へ参加いただいた先生方のお力添えにより、真夏の暑さにも負けない熱気に包まれた白熱した議論が繰り広げられ、多くの会場で立ち見が出るほどの盛況となりました。

ささやかながら、学術プログラム以外にも参加者の皆様に少しでも楽しんでいただけるよう、さまざまな工夫を凝らしました。第61回日本肝臓学会でご好評をいただいた若手医師2人のキャラクターの「その後」を描いたフォトスポットを設置したほか、主催者や特別講演者の似顔絵をあしらったオリジナルキーホルダーなどの記念グッズをご用意しました。また、真夏の開催はもちろん、その後も日常でご活用いただけることを願ってご用意したメッシュ素材のコングレスバッグを採用し、さらにデザインの異なる2種類の抄録集も作成しました。これらは多くの先生方からご好評をいただきました。

日本肝癌研究会恒例の全員懇親会には、多くの先生方にご参加いただきました。新設された若手奨励賞(飯島賞)の受賞者を皆様とともにお祝いするとともに、世代や専門領域を超えた活発な交流が会場の至るところで繰り広げられ、期待をはるかに上回る盛会となりました。日本肝癌研究会の未来につながる新たな交流の輪が広がる様子を目の当たりにし、大変うれしく、また心強く感じました。

8月3日よりオンデマンド配信を開始いたします。現地でご参加いただけなかった皆様はもちろん、改めて講演や討論をご視聴いただく機会として、ぜひご活用いただければ幸いです。

また、本研究会では、セミナーのお弁当についても、食品ロスの削減という観点から工夫を凝らし、余剰となったお弁当を子ども食堂へ寄付する取り組みを行っている業者に協力をいただきました。翌日には、お弁当を手にした子供たちの笑顔の写真もとどき、この取り組みが少しでも社会のお役に立てたことを大変うれしく思いました。ご理解とご協力を賜りました関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

演題を出していただいた先生方、プログラムの編成にご尽力いただいた先生方、特別講演を賜りました、西川博嘉先生、Stephen Chan先生、JLCA・KLCA・TLCAジョイントセッションにご参集いただいた先生方、座長・演者・ディベーター・評価者をはじめ多くの役割をお引き受けくださった先生方、活発な討論で研究会を盛り上げてくださった先生方、ご来場いただいた皆様、これからオンデマンド配信をご視聴いただく皆様、そして本研究会の開催に際し多大なるご支援・ご協力を賜りました関係者の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

武蔵野赤十字病院のスタッフ一同、心を込めて準備に取り組んでまいりましたが、行き届かない点もあったことと存じます。どうかご寛容のほどお願い申し上げます。

末筆ながら、会員の皆様のますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げますとともに、本研究会の開催に際し賜りました温かいご支援、ご協力に改めて深く感謝申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

敬具

第62回日本肝癌研究会
会長 黒崎 雅之
(武蔵野赤十字病院 院長)

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